最近、東京へ出張に行くようになってよく見かけるのが、
外国人たちがスーパーマリオに扮したコスプレをしてカートで街なかを疾走している光景。
ヘルメットもかぶらずに、骨組みがむき出しのカートで走っていて、
「あれ、危なくないのかなー?」なんてずっと思っていたのですが、
そんな私の疑問が確信に変わるような事件が起きました。それが、、、
「公道カート歩道乗り上げ、シンガポール女性運転」という事件で、
シンガポールの外国人女性が運転するカートが、飲食店に突っ込む事故を起こした…というものです。
そんな事件を知り、ちょっと気になったので調べてみました。
今回はマリカーとは何なのか?そしてなぜマリカーが危険なのか?という事にスポットライトを当てて記事を書いてみたいと思います。
そもそもマリカーとは何なのか?
ここでいうマリカーとは「株式会社マリカー」が提供するレンタルカートのサービスの事です。
一見すると、任天堂のゲームである「マリオカート」にそっくりなカートとコスプレ衣装を貸し出していますが、株式会社マリカーいわく、任天堂のゲームとは一切関係ないと言っています。
しかし、誰が見てもゲームのマリオカートそっくりのため、ネットでも議論になり、また任天堂が株式会社マリカーの商標について訴えたようですが敗北したようです。
マリカーの会社について
株式会社マリカーの事業については、普通免許を持っていれば運転できる「一人乗りの公道カート」のレンタルや販売を行っているようです。
レンタルする場合の料金は30分1,500~という、割とリーズナブルな価格でカートを楽しむことができるようです。
マリカーの車両
マリカーの車両については、排気量が50ccの小さなミニカーです。
エンジンの大きさだけでみたら、原付バイクと変わらないですね。
ただ、法定速度が原付だと30kmですが、このカートは60kmまでの速度で走ることができそうです。
4輪だけあって、原付よりも安定して走ることができそうですね。
また普通の車と違って、重心が低いので体感速度も早く感じそうです。
なぜマリカーが危険視されているのか?
マリカーについて問題視されているのが、日本の交通事情に慣れていない外国人が運転するから事故の懸念があるという点です。
実際に冒頭でお伝えしたように、マリカーを運転した外国人の事故が相次いでいるようで、これには東京のタクシー運転手も怒っているようです。。。
私もタイへ海外出張へ行ったことがあって、現地でレンタルバイクを借りて楽しもうかなーなんて思ったことがあるのですが、やはり、現地の交通事情に慣れていないので、ちょっと怖いなーと思う部分もありました。
なので、日本の交通事情に慣れていない外国人マリカードライバーたちが、うっかり事故を起こしてしまった…なんて事が起こってもなんら不思議ではありません。
マリカーは4輪なのでヘルメット無しで乗ることもできるのですが、もし車にぶつかったりでもして、頭を打ったら悲惨ですし、ひとたまりもないでしょう。。。
ルールを守れば楽しいサービスですが、危険な部分や課題もまだまだたくさんありそうなので、今後の展開に要注目ですね。
まとめ
今回はマリカーというサービスについて書きました。